社内勉強会
インチュニブ錠について
2020.11.19先日、シオノギ製薬さんに「インチュニブ錠」について勉強会を行っていただきました。
インチュニブ錠は注意欠陥/多動性障害(AD/HD)治療剤として2017年5月から使用されているお薬です。
ADHDの発症には様々な要因が関与していて、神経伝達物質による情報伝達異常も一因として考えられています。
外から入ってきた情報をうまく取り込んだり処理したりするのが難しく、自分の注意や行動をコントロールできなくなると考えられています。
そして「多動、不注意、衝動性」の症状としてあらわれます。
従来の薬(コンサータ、ストラテラ)は情報の送信を助ける作用を有していましたが、インチュニブ錠は情報の受信を助ける作用を有しています。
作用が違うので、コンサータやストラテラで効果が感じられなかったり、副作用で継続できなかった人への効果が期待されます。
また情動を改善する効果も期待できるので、うつ症状などを併発している場合でも有用と考えられます。
精神科系の薬は個人の感受性の違いも大きく影響するので、それぞれの薬の特徴を教えていただいて とても勉強になりました。
今後も患者様により良い情報提供ができるように、しっかりと勉強をしていきたいと考えております。
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