社内勉強会
イフェクサーSRカプセルについて
2019.04.22
今月は『イフェクサーSRカプセル』についてファイザー株式会社さんに説明して頂きました。
日本では2015年に発売された新しい薬ですが、海外では1997年にスイスで承認されて以来既に広く使用されています。
うつ病では治療により、主にセロトニンが関与する「不安症状」が改善し、その後主にノルアドレナリンが関与する「食欲低下」が改善します。
イフェクサーは低用量では主にセロトニン系に作用し、高用量ではセロトニン系とともにノルアドレナリン系の作用が強まります。つまり、一剤でうつ病の各段階の症状をコントロールすることが可能です。
1日1回37.5㎎を初期用量とし、1週後から1日1回75㎎を食後に服用、最大容量1日225㎎まで増量できるので、他剤での効果不十分例にも改善効果が期待できます。
社会的ストレスにより身体症状出現率が高いうつ病に罹患する方が増えている近年では、治療における中心的薬剤となってくると思われます。
抑うつ気分・億劫感・不眠など気になる症状がありましたら早めにご相談ください。
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