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デベルザ錠の勉強会 H30.3.20

2018.03.23

国内で開発された選択的SGLT2阻害剤デベルザ錠20mgの勉強会を行って頂きました。

 

通常、肝臓で最初に作られる原尿には体にとって必要なアミノ酸や糖も含まれているので、尿管を通って

膀胱まで移動する間に血液中へ再吸収されます。

糖尿病治療薬SGLT2阻害剤は、この糖の再吸収を阻害して尿と一緒に排出させることにより血糖値を下げます。

インスリンの働きには影響を与えないので低血糖や体重増加の副作用は少ない反面、栄養素である糖を排出するので尿路感染症や口渇・頻尿の副作用には注意が必要です。

デベルザ錠は他のSGLT2阻害剤に比べて半減期が短いため、夜間頻尿への影響は少ないと思われます。

 

デベルザ錠は一日一回朝、20mg服用。飲み忘れた場合は、気付いた時に忘れた分の薬を服用してください。ただし服用時間が近い場合は、忘れた分の薬は服用する必要はありません。絶対に2回分の薬を一度に服用してはいけません。

糖尿病の治療の基本は食事療法と運動療法なので、日々の心がけを忘れないでください。

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